玄米は、栄養がたっぷり含まれており、健康や美容にさまざまな効果があるとされています。本記事では、玄米の魅力や日常生活への取り入れ方について詳しく解説します。

- 本記事で取り上げている栄養素と効果は症状や病気を治癒・治療を保証するものではありません
玄米とは何か?
玄米は、もみがらだけを取り除いたお米のことです。白米と違い、ビタミンやミネラル、食物繊維がしっかり残っています。例えば、玄米には食物繊維が白米の約6倍、ビタミンB1が約5倍含まれており、体調を整える大きな助けとなります。そのため、玄米は「おかずつきのお米」とも言われることがあります。

玄米に含まれる栄養とその働き
ビタミンB群
玄米には、体内でエネルギーを作るのを助けるビタミンB群が豊富です。ビタミンB1は神経を元気にし、ビタミンB2は体の細胞作りをサポート。さらにビタミンB6は、体内の必要な物質の生成を助け、気分を安定させる効果があります。
ミネラル
鉄やマグネシウムなど、玄米に多く含まれるミネラルは、骨を丈夫にし、血液を健康に保つ重要な役割を果たします。また、マグネシウムはストレス軽減にも効果があるとされています。
食物繊維
玄米に含まれる食物繊維は、腸の動きを活発にし、便秘を改善します。さらに、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える働きがあり、体全体の健康に寄与します。
玄米を食べることで得られる効果
- 生活習慣病の予防
-
玄米は、心臓や血管を健康に保つ栄養素が豊富です。特にコレステロール値を下げる効果があり、生活習慣病のリスクを軽減します。
- デトックス効果
-
玄米にはフィチン酸という成分が含まれており、有害物質を体外に排出するデトックス効果があります。体を内側からきれいにする手助けをしてくれます。
- 美容とダイエット効果
-
ビタミンEが血行を促進し、肌を健康的に保ちます。また、玄米の食物繊維が満腹感を高めるため、食べすぎを防ぎ、ダイエットにも効果的です。
- 血糖値の安定
-
玄米は血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあり、糖尿病予防にも役立ちます。
美味しく玄米を食べるためのコツ
玄米を美味しく食べるには、以下のポイントを押さえましょう。
- 無農薬の玄米を選ぶ
-
玄米は外皮が残っているため、無農薬のものを選ぶことでより安心して食べられます。
- 長時間水に浸す
-
炊く前に12時間以上水に浸すと柔らかく炊き上がります。夏場は冷蔵庫で浸けておくと傷みにくいです。
- よく噛む
-
玄米は消化しにくいので、一口につき30–50回よく噛むことで消化を助けます。噛むことで甘味も引き出せます。
- おかずで栄養を補う
-
玄米には不足しがちな栄養素があるため、野菜やタンパク質を取り入れたおかずと組み合わせてバランスを保ちましょう。
- 専用の調理器具を使う
-
玄米専用モードのある炊飯器や圧力鍋を使えば、簡単にふっくらとした玄米が炊き上がります。
玄米を取り入れて健康な生活を
玄米は、健康や美容に良い効果が期待できる食品です。便秘の改善やダイエットの助けになるだけでなく、血糖値を安定させ、老化を防ぐ働きもあります。白米より手間がかかりますが、その分得られるメリットは大きいです。ぜひ、毎日の食事に少しずつ取り入れてみてください。
商品の紹介
記事の中で無農薬の玄米をおすすめしてましたが、著者は値段とのにらみ合いの結果減農薬で質の高いこちらをいつも購入しています。以前はこちらの白米を購入していましたが、玄米に変えました。当然ですが、白米のほうがおいしいです。
こちらはまだ値段とのにらみ合いは続いていますが、炊飯には土鍋の陶珍かまど極を使用しています。かまどさんの中ブタの効果で圧がかかるためか、玄米のわりにふっくらとしています。白米でも同じかと思いますが、水を多めにして炊く必要があると感じています。
コメント